社員紹介

どんなに良いものができても、自己満足では意味がない。コミュニケーションを大切に。 髙島 正敬 工学部 機械工学科卒業 / 1997年入社 プラント部門 技術部 部長 営業・設計どんなに良いものができても、自己満足では意味がない。コミュニケーションを大切に。 髙島 正敬 工学部 機械工学科卒業 / 1997年入社 プラント部門 技術部 部長 営業・設計

現在のお仕事内容を教えてください。

主に鉄鋼、電機メーカー向けに熱処理設備、表面処理設備などの生産設備を開発、営業、設計、納入、試運転、アフターフォローまで一貫して行う業務に従事しています。また自社内の鉄構部門、受託加工部門への生産設備開発、設計も行っています。

どんな課題に「受けて立った」ことがありますか?

入社3年目に担当した銅帯の熱処理設備で、製品にキズや変形が発生する問題が起こったことがありました。お客様の工場で改造工事や試運転を繰り返し、最終的には目標とする品質の製品を製造可能に。問題の原因は、当時鉄鋼材の熱処理の経験しかなく、硬度や熱伝導率などの性質の違いを深く理解せずに設計したことだと思います。それ以降は、アルミニウムの熱処理設備など、処理する材質が変わった際には、その素材の性質をよく理解してから設備設計する考え方が身につきました。

仕事の中でのこだわりや、心がけていることは?

他人とのコミュニケーションです。どんなに良いものができても、自己満足では意味がありません。お客様としっかりコミュニケーションをとり、社内に対しても技術・製造現場に設計の意図をしっかり伝えていく。自分でよく調べ、勉強することに加え、他者の知識やアイデアを活用した方が、ひとりで完結するよりも良い結果が得られると思います。

所属部門を今後、どうしていきたいですか?

活力ある技術者の集団です。当社の生産設備から作られるものには、自動車部品や電機、建材などさまざまなものがあります。中にはスマートフォンのアルミを切り出す設備なども。当社も企業ですので、当然、利益を生み出す必要はありますが、その前に技術者として社会に貢献できる生産設備を世の中に供給して、その達成感や喜びを感じられる仕事をしていきたいと思います。

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[現在までのキャリア]

1年目

本社での研修後、丸亀工場と東北工場で現場実習。鉄塔製作や溶融亜鉛めっき作業に従事することで自社製品を理解。またその製作工程には自社プラント部門で開発・設計・製作した生産設備が使用されており、オペレーターとして触れながら学ぶ。

2年目

プラント部門技術課に配属され、先輩指導員の下で簡単な設計、作図、試運転補助を実施。客先打ち合わせや現地工事にも同行。海外出張に行く機会も。

5年目

自社新工場の東北ガルバセンターに転勤。その立上げメンバーとして溶融亜鉛めっき設備の試運転、各種データ取り、メンテナンス、改善を担当。

6年目

プラント部門技術課に再配属。

12年目

プラント部門技術課の課長に就任。

18年目〜現在

プラント部門技術部の部長に就任。自部署の人材育成に力を入れるのはもちろん、全社的な教育体系づくりにも深く関わるように。

[1日の流れ]

7:00起床

子供を起こして登園準備。

8:00出社

メールおよび当日の作業内容をチェック。

9:00業務

設計、作図、見積対応などの通常業務を行う。

12:00昼食

社員食堂で昼食。

13:00移動

神戸市の客先工場へ出張。

14:00視察

納入設備を視察し、状況の確認。

15:00打ち合わせ

客先と打ち合わせ。ご要望をうかがい、今後の対応を話し合う。必要に応じてアドバイスを行う。

16:00移動・業務

客先工場から八尾工場へ帰社。
出張報告書をまとめ、今後の対応を検討。見積書作成。メールおよび明日の作業内容をチェック。

17:20退社

帰宅後、夕食、お風呂。

21:00子守

子供が寝るまで子守。

22:00家事・団らん

洗濯。家族と団らん。テレビや読書。

23:00就寝

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MESSAGE

いい人間関係ができれば いい仕事ができる。

世間的に目立つ仕事ではありませんが、自分が設計した設備が稼動したときには「社会に貢献できたかな」と実感できます。また、この世に2つとないものを創り出せる仕事でもあります。ものづくりに興味のある方はぜひ、一緒に仕事をしましょう。